香道具 銀葉 [50650]

香道具 銀葉 [50650]

販売価格: 700(税別)

(税込: 770)

在庫あり

商品詳細

銀葉(ぎんよう)/ 雲母板

――香木の真髄を「聞く」ための、静かな橋渡し。熱を和らげ、純粋な香気を引き出す。

「銀葉(ぎんよう)」は、香道における「聞香(もんこう)」や、日常的に香木・樹脂香を焚く「空薫(そらだき)」において、欠かすことのできない伝統的なお道具です。雲母(うんも)を薄く板状に加工したこの小さな板は、火のついた香炭(こうたん)と香木との間に置くことで、直接火を当てずに熱だけを優しく伝えます。香木が焦げるのを防ぎ、その木が持つ本来の芳醇な薫りだけを純粋に引き出すための、智慧の結晶です。

雲母(マイカ)が叶える、繊細な温度管理

古より香人に愛されてきた雲母板には、お香の体験を豊かにする確かな理由があります。

  • ● 優れた耐熱性と熱伝導: 天然の雲母は極めて熱に強く、炭の熱を効率よく、かつ均一に香木へと伝えます。急激な温度変化から香木を守り、長時間にわたって安定した香りを保ちます。
  • ● 香りを汚さない無垢な素材: 金属や陶器とは異なり、雲母自体には独特の匂いがほとんどありません。高価な沈香や白檀、神秘的な没薬(ミルラ)などの香りを邪魔することなく、そのままの個性を堪能できます。
  • ● 伝統的な「聞香」の必需品: 香道において、香りと対話する「聞香」に銀葉は不可欠です。灰を整え、炭を熾し、銀葉を載せる――その一連の所作が、心を静寂へと導く儀式となります。

銀葉(雲母板)の正しい使い方

1. 炭の準備: 香炉に香炉灰を入れ、火をおこした香炭を埋めます。灰を山なりに整え、火の上の灰を薄くして温度を調整します。

2. 銀葉の設置: 火の真上(灰の上)に銀葉を水平に置きます。中心を外さないよう、火箸や銀葉挟みで丁寧に行います。

3. 香木を載せる: 温まった銀葉の上に、小さく割った香木や一粒の樹脂香を載せます。しばらくすると、熱によって聖なる香りが立ちのぼり始めます。

※銀葉自体が熱くなりますので、位置を調整する際は火箸などを使用し、直接手で触れないようご注意ください。

最高級の香木を慈しむ

直接焼かずに、熱で成分を揮発させる。銀葉を通した「空薫」は、伽羅や沈香といった貴重な香木を最も贅沢に、かつ経済的に楽しむための最良の方法です。

樹脂香の煙を抑える

乳香や没薬など、炭に直接落とすと煙が多く出る樹脂香も、銀葉の上で温めることで煙を抑え、澄んだ芳香だけを静かに楽しむことができます。

道具を整え、香りの本質に手を伸ばす。

「銀葉」が紡ぎ出す優しく繊細な熱が、あなたの心を古の平安へと誘います。

商品仕様・詳細
品名銀葉(雲母板)
材質天然雲母(マイカ)
形状四角形 または 円形(在庫状況による)
用途聞香、空薫、香木・樹脂香の加熱用

【お取り扱いについて】

  • 天然の雲母を層状に重ねて成形しているため、非常にデリケートな素材です。無理な力を加えたり、折り曲げたりすると破損や剥離の原因となります。
  • 使用後はヤニが付着することがあります。冷めてからアルコールを含ませた綿棒等で優しく拭き取ると、繰り返し綺麗にお使いいただけます。
  • 熱を加えた直後は高温になります。火傷には十分ご注意ください。

商品仕様

本体サイズ 2cm×2cm
材質 雲母
海外発送(international shipping) 不可(Not)

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