タニ沈香刻み [55300]

インドネシア産沈香

インドネシアをはじめ東南アジアに産する香木の一種です。
アキラリア属（ジンチョウゲ科）の倒木・枯れ木が土中に埋没したり、また傷ついた所に樹脂が凝縮したりと特殊な条件が重なり合って生成される希少な香木です。

樹脂分を多く含んだ物ほど良品で水にも沈むため「沈水香木＝沈香」と呼ばれます。
沈香は他の物質では得ることの出来ない東洋的な幽玄な香りをもっています。またその香の成分には精神の鎮静作用があるといわれています。

沈香はインドネシア産のものをタニ沈香、ベトナム産のものをシャム沈香と呼び、大きく分類しています。
タニ沈香は辛味が強く香りのたちも強いため寺院などの広い場所で使うのに適しています。
シャム沈香は特有の甘味があるため個人で焚いて香りを楽しむのに適しています。